スノーボード選手・大塚健

スノーボード日本代表・大塚健選手ってどんな人?│北京オリンピック出場

世界で活躍するスノーボード選手の一人、大塚健さん。ウィンタースポーツの世界最高峰の大会「XGAMES(エックスゲームズ)」で2度の優勝をつかみ取り、2022年の北京オリンピックではスロープスタイルとビッグエアの2種目で日本代表に選出された、今話題のスノーボーダーです。

自分の地元、神奈川出身(←重要)ということで、管理人も一人のファンとして応援!

選手生命に関わる大けがを乗り越え、躍進を続ける大塚選手の逆転ストーリーに迫ります。

プロフィル

生年月日 2001年生まれ

所属 バートン←有名スノーボードブランド

出身地 神奈川県厚木市

SNS インスタグラムがメイン?かっこいい動画や写真をアップしてくれます。

得意種目

大塚選手が得意とする競技種目は、スロープスタイルビッグエアです。

【スロープスタイル】レールやボックス、ジャンプ台などを使って技を繰り出しながら滑る競技。技の難易度や完成度、構成などで採点し、2~3本滑ったうちの高得点だった点数で競う。

【ビッグエア】高さ30mを超えるジャンプ台(通称キッカー)を滑降して宙を舞い、空中で体を回転させたり板を掴んだりして技を見せる競技。オリンピックでは、2018年平昌オリンピックで正式競技となったばかりです。

大塚選手はいずれの競技でも輝かしい実績を残していますが、特にビッグエアでは、2019年前後に世界ランキング一位となるなど、世界を代表するトップ選手として名を馳せています。

スノーボード・ビッグエア

主な戦績

  • 2018年 【ビッグエア】X Games Norway 優勝
  • 2018年 【スロープスタイル】Junior World Championships 優勝
  • 2018年 【ビッグエア】Junior World Championships 優勝
  • 2019年 【ビッグエア】X Games Aspen 優勝
  • 2021年 【ビッグエア】X Games Aspen 5位
  • 2022年 【スロープスタイル】北京2022オリンピック競技大会 10位
  • 2022年 【ビッグエア】北京2022オリンピック競技大会 9位

ちなみに、スノーボード界では、Xgamesはオリンピックを凌ぐほど名誉ある大会として考えている選手も多くいるそうです。2018年~2019年の大塚選手は、世界で敵なしの快進撃を続けていたということになりますね。

大けがからの復活劇

地元・神奈川で仕入れた情報によると、大塚選手がスノーボードを始めたのは7歳の時。神奈川は雪があるような地域ではないため、家族のサポートで遠方にある専用の練習場などに通い、練習を重ねていったそうです。当時は怖いものなしで、順調に実績を積み上げていきました。

しかし、高校生だった2019年、大塚選手に試練が訪れます。2019 X Games Aspenの直後、右ひざの内側靱帯を損傷、前十字靱帯と半月板をけがするという、選手生命を脅かすほどの大けがを負ってしまいました。

当時、大塚選手がインスタグラムでけがの報告をしてくれた時、管理人もとても心配したものです。もはや保護者目線でした。

そこからはきっと、計り知れないほどの多くの葛藤や苦労があったのでしょう。詳しくは、大塚選手の公式サポーターであるRed Bullが以下の動画にまとめてくれています。

「今までとは変わった」

動画では、怖いもの知らずだった大塚選手が故障を乗り越え、スノーボーダーとして大きく成長した姿が描かれています。

それにしてもこの動画、構成もカッコいい!!大塚選手が滑っている様子も見れるので、要チェックです(Red Bullの回し者ではありません)。

北京オリンピック出場

2022年、けがを乗り越えて心身ともに一皮むけた大塚選手は、北京オリンピックに挑みます。スノーボード界でのオリンピックの地位はさておき、国民の注目度が高い大会であることは言うまでもありません。

大塚選手は「自らの活躍でスノーボードの普及につなげたい」と周囲に話しているそうです。将来はスノーボードを活用した映像作品の制作などにも関わりたいんだとか。

オリンピックを機に、さらに活動の場を広げていくことが期待されます。

大塚選手の逆転ストーリーは、まだ始まったばかり。これからの活躍に目が離せません!

神奈川県厚木市出身

ここからは余談です。

大塚選手の生まれ育った街、神奈川県厚木市は、神奈川県の真ん中に位置する市です。よく米軍の基地がある街と誤解されますが、厚木基地は厚木にありません(綾瀬市と大和市の境にあります)。

本厚木駅という街の主要ターミナル駅で、大塚選手を応援する横断幕を発見しました。

スノーボーダー・大塚健選手の地元、神奈川県厚木市に設置された北京オリンピックの出場を祝う横断幕

新型コロナウイルスが蔓延していなければ、パブリックビューイングなどが開かれていたのかもしれませんね。SNSが普及して誰もが気軽に発信できる時代なので、地元からのエールが選手に届いていたら嬉しいですよね。

編集後記

実は今回の記事が本サイト初投稿の記事でした。基本的に神奈川LOVEなので、需要があるかは別として、地元ネタは定期的にお届けしたいと思います。

スポーツは、やる人にも見る人にも力を与えてくれますよね。管理人も、とあるスポーツをやっていたのでまたの機会に紹介したいと思います!

見ていただきありがとうございました。

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